胸より上のゴミ屋敷の事例 | ゴミ屋敷の清掃、片付けはお任せください【横浜よろずカンパニー】

胸より高い位置まで、ゴミや不用品でお部屋が満たされているケースが、まさしく「ゴミ屋敷清掃作業」といえるでしょう。
このケースでは、空缶、空き瓶、雑誌、ペットボトルや衣類などが散乱して数年を経て積み重なった状態になります。 当然、押入れ、クローゼット、冷蔵庫の開閉もままならなくなっています。

更に、この状況が10年近くを経過しますと、このゴミの上で生活しているわけですので、不用品と人の重みでこのゴミが圧縮されていき、ミルフィーユ形状となり地層のようにカチコチに固まってしまいます。
ここまで固まっていると、素手で剥ぎ取ることさえ困難となります。 その場合は、器具を使ってまさしく掘削しながらの作業が必要となります。
さらに、ゴミの重さも一部屋1トン近くになる場合もあり古い木造建築の場合、危険を伴います。

さて、お片づけについてですが、まず、入り口からトラックまで、外回りの動線養生は必須事項となります。 これは、いくらお部屋の中で廃棄するゴミの分別を済ませても、我々の体や、パッキング物に細かなゴミが付着していた場合まで考えてのことです。

これを完璧に終わらせてから、玄関から入り口周りのお片付けに入ります。1DKの場合でも、ここの場所だけでも、確実に2トントラック1台以上のゴミが搬出されます。 ゴミ屋敷のお片付けは甘く見ては行えません。強度のゴミ屋敷のお片付け処分は、このような物と認識してください。
そしてここが片付けられれば、メインのお部屋の片付けに入れます。

今回のケースでは、一間の引き戸を外せたため、お部屋が開放されました。ゴミは、カチコチに圧縮されていて崩れる心配はまったくありません。

間口が開放されたことにより、ここで、片付け人員を一気に増員できます。5人工で、3人がゴミを掘削しながら剥ぎ取り、もう2人が仕分けと分別を行いながらパッキングしていきます。
外では、運搬は2人工で交互にトラックに積載していきます。もう1人は大物の搬出と、現場が3階ということもあり効率を高めるため吊り下ろし作業も行ないました。
ここでは滑車で安全を確保しながらゴミを吊り下ろしていくのですが、ゴミは意外と重量があり、かなりの体力を必要とされる作業です。

このように様々な対策を施しながら行うのが、強度のゴミ屋敷のお片付けとなります。 また、悪臭が強い場合は、オゾンミスト消臭機を作動させながら、悪臭の軽減をはかり片付け作業を行うことも、横浜よろずカンパニーならご用命頂けます。

今回は、合計8人で丸一日の作業です。できうるのであれば、もうひとりやふたり増員したいのですが、ワンルームのような狭小な場所では、渋滞がおきて無駄が多くなってしまうためこの程度の人員配備が適当となるわけです。
軽度のゴミ屋敷事例でお話したように人の価値観はさまざまです。ご当人様に於かれては、ゴミはゴミでは無いかもしれません。 ただしゴミ屋敷の場合は、放置すれば問題が起こることも否めません。

ひとつは火災の問題です。特にゴミ屋敷にお住いでたばこを吸われる方は注意してください。消防士のお話では、ゴミ屋敷の火災が近年多くなっているようです。
もう一つは衛生問題です。環境的にカビ・ダニ・ゴキブリの巣窟とならざるを得ませんので健康によくありません。 最後に、漏水での階下にお住まいの方から苦情が入ってのお片付け依頼も多数賜ります。どうぞお悩みであれば、お気軽にお問い合せください。ゴミがなくなれば問題が解決されるかもしれません。